新着情報
2023.08.21 第115回毎日新聞社浜寺水練学校卒業式が行われました。
2023.08.03 第115回浜寺水練学校授業参観が行われました。
2023.07.21 第115回浜寺水練学校の授業が始まりました。
2023.07.20 第115回浜寺水練学校開校式が行われました。
2023.07.04 第115回浜寺水練学校入学者募集中!
2023.06.30 毎日新聞の朝刊に浜寺水練学校特集記事が掲載されました。
2023.06.09 第115回浜寺水練学校の生徒募集情報を掲載しました。
2022.08.22 114回毎日新聞社浜寺水練学校卒業式が行われました。
2022.08.01 浜寺水練学校の新型コロナ対策
2022.07.28 第114回毎日新聞社浜寺水練学校 授業参観のご案内
2022.07.01 毎日新聞の朝刊に浜寺水練学校特集記事が掲載されました。
2022.06.02 新型コロナウイルス感染症対策 健康観察カードを公開しました。
2022.06.02 第114回浜寺水練学校の生徒募集情報を掲載しました。
2021.06.18 新型コロナウイルス感染拡大に伴う中止のお知らせ
2020.06.10 新型コロナウイルス感染拡大に伴う中止のお知らせ
2019.08.26 卒業試験が行われ56人が合格しました。
2019.07.12 毎日新聞の浜寺水練学校特集を掲載しました。
2019.06.07 第113回浜寺水練学校の生徒募集情報を掲載しました。
  >>過去のお知らせ一覧
毎日新聞社浜寺水練学校とは?

  「ハマスイ」の愛称で親しまれる「毎日新聞社浜寺水練学校」は、夏休みを通して大阪府堺市の屋外プールで開かれる水泳教室です。114年の歴史と伝統があります。まったく泳ぎのできない初心者から上級者まで細かくクラス分けし、各自のレベルに応じたきめ細かい指導が特色です。
 努力次第でどんどん進級でき、卒業すれば「ハマスイ」の先生になれます。多くの先輩が生徒を教えることで指導力を身につけて社会に巣立っています。
 例年7月20日ごろから約1ヵ月間、堺市西区の大阪府営浜寺公園プールでお盆や週末を除いて毎日、授業があります。長い夏休みですが、各自が日々規則正しく「ハマスイ」に通う生活を送り、それぞれ自分で目標を決め、達成を目指して水泳を頑張れば、ひと夏で技術面でも精神面でも大きく成長できることでしょう。
 「ハマスイ」は1906(明治39)年に始まり、これまでに37万人を超える生徒が学びました。オリンピックのシンクロナイズドスイミング(現アーティスティックスイミング)でメダリストを輩出しています。スローガンは「なかよく学び、元気に泳ごう」。日本泳法を取り入れたカリキュラムも特色です。113年間、無事故を続け、1世紀以上にわたって堺の海やプールで子どもたちの歓声を響かせてきました。
 「ハマスイ」のクラスは、予科、本科(初級、中級、上級)、指導者コースの高等科に分かれます。さらに予科は3段階、本科は6段階に分かれ、それぞれ帽子の色を予科は赤、初級は白、中級は黄色などで区別しています。それぞれのクラスで能力に応じてきめ細かく指導し、試験に合格すると次のレベルに進みます。
予科3班はまったく泳げない子が対象で、水をかけたり顔を水につけることから始めます。クロールのキックで5m進めれば予科2班に上がり、クロールで15m以上泳げたら予科1班、さらにクロールで25m以上泳げたら予科は修了となります。
 本科ではクロールだけでなく平泳ぎや背泳ぎ、バタフライにも取り組み、立ち泳ぎなど日本泳法も学びます。
 指導者コースの高等科ではおぼれた人の救助法も学び、指導法の実習も受けます。小学5年以上は卒業試験を受けることができ、合格すると翌年から「先生」になります。この卒業生が「先生」として他の教職員とともに生徒を教えるシステムは「ハマスイ」の大きな特徴で、先生にとっても生徒を教えることは大きな成長につながります。
 また、「ハマスイ」ではあいさつなど生活態度の指導も重視しています。「自分のことは自分でできる子になってほしい」との願いから、朝礼では必ず人の顔を見て話を聞くように指導し、水着や帽子の洗濯も親任せにせず、自分でするように指導しています。
 かつて「ハマスイ」に参加した先輩方には、1984年ロサンゼルス五輪シンクロ競技で銅メダルを獲得した元好三和子さん、木村さえ子さん、タレントの立花理佐さん、女優の山本富士子さん、作家の中谷彰宏さんらがみえます。